他人起点タスクの疲れ方

連絡回し・レビュー・資料確認といった「他人のボールを処理する作業」が続いた日は、疲労感はあるが、開発のようなぐったりした疲れにはならない。

開発作業は自分でコンテキストを保持し続けるため、中断するたびに文脈の再構築コストが高い。一方、対応業務は処理単位が細切れなので、個々の作業は軽くても切り替えコストの積み重ねで消耗する。疲れの機序が違う。

「自分の実装が進んでいない=何もしていない」ではなく、「今日はチームのインフラ・PM寄りの仕事をした日だった」とラベリングするのが実態に近い。他人起点タスクは成果が見えにくいが、将来のバグ・属人化リスクを下げたり、チームのアウトプットを前に進める潤滑油にあたる。

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