2026-33週 週報
Irisを「話す道具」から「仕事を最後まで運ぶ主体」へ寄せた
今週は、Hermesが作業の途中で終わったように見えたり、Kanban上の進捗だけが増えて実成果に届かなかったりする問題を正面から扱った。
目指していたのは、思いつきを受け取り、調査・実装・確認までを自律して進め、価値判断や外部への実行だけを人間に返す運用だった。
一方で、実際には回復可能な中断が完了のように表示される、workerの完了報告をそのまま成果として扱えない、画面上で「何がいま判断待ちか」が見えにくい、といった問題が出た。Kanbanを増やすこと自体も解決ではなかった。
そこで、中断は完了ではなく同じsessionで再開する状態として扱い直し、失敗した再開は無言で消さないようにした。Projectsも、作業の一覧ではなく、いま確認が要ること・動いていること・次に進めることが見える入口へ寄せた。
まだ「放っておけば仕事が完遂される」状態には届いていない。ただ、途中終了・進捗の見かけ・完了判定を混ぜないための境界は、実装とlive環境の両方で前進した。
読書環境を、個別アプリの寄せ集めから安全な入口へ整理した
Grimmoryを読書管理の中心に置く方針を、単に本を増やす話ではなく、どの経路から何を安全に入れられるかという問題として進めた。
不要になったJeluを退役し、Grimmoryの書庫構成とタイトル表示を少しずつ整えた。既存データは一括で雑に正規化せず、意味を壊さない範囲だけを更新した。
ネット小説については、直接最終書庫やGrimmoryへ流し込む経路を採らなかった。取得済みEPUBを隔離したstagingへ置き、内容・出典・hashを残したうえで、既存の一般書籍取り込み経路から明示的に進める形にした。
この過程では、宣言的なwrapperが手元のcheckoutに依存していて、復元可能な経路になっていない問題も見つかった。最初の候補をそのまま採用せず、source bytesを固定して検証し直した。
得られたのは、「自動取得できるか」より先に、最終書庫へ到達する権限と再現性を分けるべきだという入口だった。まだ実際のNAS適用や外部サイトからの取得、Grimmoryへの登録はしていない。
全件を整える作業は、まだ成果にしない
Grimmoryのmetadata・series・原本配置をまとめてcanonicalな形へ寄せる作業も始めた。
ただし週末時点では、対象の棚卸しと安全な実行器の検証までで、liveのmetadata更新や原本renameは始めていない。ここは「大きな整理を始めた」ことではなく、実際に読書環境が扱いやすくなった時点で成果として書くべきだと思う。
次に扱いたいことを広げた
画像・作品の収集、NoctaliaのMozc問題、読書経路、GITADORA practice workbench、GadgetBridge、環境の宣言化とバックアップ検証などを候補として出した。
まだ優先順位は決めていない。今週の反省からすると、候補を増やすより、Irisが一つの仕事をどこまで完遂できるかを先に確かめるほうが大事そう。