セルフホストの読書体験は責務を分ける

セルフホストで読書体験をよくしようとすると、金銭・手間・使い勝手のトリレンマにぶつかる。

AndroidでGrimmoryの本を読む経路を調査した。Grimmoryへ読書結果を返すことまで要求するとKOReaderが候補になるが、液晶端末ではUIが微妙になりやすい。一方、漫画を読む体験とAndroid側の枯れ具合を考えると、Mihon + Keiyoushi extensionが自然。ただしKomga互換の経路では、Grimmoryへ読書ステータスを返しにくい。

読書は毎回発生するが、読了ステータスの更新は本を読み終えたときだけ発生する。低頻度の同期のために、高頻度の読書体験を犠牲にしない方がよい。

現時点では、責務を次のように分けるのが自然だと考えている。

  • Grimmory:蔵書・書誌・ファイルへのアクセス
  • Mihon:漫画を読むUIと端末上の進捗
  • 読書履歴・メモ:既存の読書管理方針に従う
  • Grimmoryの読了状態:必要なときだけ手動反映。自動化する場合も、後から片方向の補助同期として検討する

セルフホストの対象は、必ずしも読書UIまで含めなくてよい。所有・可搬性・保管・カタログを自分で持ち、日常操作のUIは最適な既存アプリから借りる構成も、セルフホストの一形態である。

KOReaderへの移行を再検討する条件は、読了同期ではなく、複数端末での読書位置同期、注釈・辞書、文章系EPUBの読書、またはe-ink端末の導入を重視するようになったとき。

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