ADR-003: VaultコンテンツのLLM生成ポリシー
決定日: 2026-04-18 状態: 有効
背景
将来的にVaultを秘書AIに読ませることを想定している。 その場合、AIが生成したコンテンツをVaultに取り込んでよいかという問いが生じる。 またRAGとLLM Wikiのどちらのアーキテクチャが適切かも検討が必要だった。
決定
アーキテクチャ
RAGとLLM Wikiのハイブリッドを採用する。
- LLM Wiki(Permanent層): Principle・ADR・概念ノート。リンクを辿って文脈を把握する
- RAG(Daily・記録層): ログ・書籍の記録・技術ドキュメント。類似度検索で取得する
LLM生成コンテンツのポリシー
| コンテンツ | LLM生成 | 理由 |
|---|---|---|
| Principleノート | ❌ | 自分の信条。処理していないものは信条にならない |
| ADRノート | ❌ | 自分の判断の記録。AIが書いたら責任の所在が消える |
| 概念ノート(Permanent) | △ 下書きのみ | 自分が大きく編集すれば処理になる |
| 書籍ノートの抽出層 | △ 下書きのみ | 何が刺さったかは自分が加える |
| タグ索引・MOC | ✅ | 機械的な集約作業 |
| Weeklyサマリー | ✅ | 素材はDailyに自分が書いている |
| 書籍ノートの記録層 | ✅ | 事実の転記 |
理由
秘書AIに読ませて最も価値が高いのは自分が書いたものに限られる。 Principleノート・ADRは「この人はこう考え・こう決める」を表す。 AIが生成すると秘書AIがAIの作ったものを読むことになり、あなたの思考モデルではなくなる。
Evergreen note思想においても「書くこと=処理」であり、 AI生成をそのまま取り込むと知識の内面化が起きない。
トレードオフ
- Permanent層の蓄積速度は遅くなる
- ただしその遅さがVaultの信頼性を担保する